2013/01/14

TwitPicに代わる画像投稿サービスとしてのyfrog

TwitPicクソッタレな仕様変更からはや二ヶ月、皆様いかがお過ごしだろうか。
リンク先を読むのが面倒な方向けに簡単に説明すると、昨年11月末よりTwitPicは横600ピクセルを超える画像は強制的にリサイズされるというクソ仕様になったのである。

今までTwitterで公開するための画像投稿サービスとして愛用していた私も当然引越しを余儀なくされてしまったわけだ。
そしてタイトルから察する通り引越し先は「yfrog」と相成った。
今回はyfrogへと至った経緯と、利用するにあたってのポイントなどを書いてみようと思う。


まず強制リサイズの件を知った私はすぐに代替サービスを探した。
とりあえず最初に使ってみたのは「ついっぷるフォト」。
こちらは日本発のサービスで利用者も少なそうというのもあって選んでみた。
スクショを貼ったりする分には問題なく使えていたし、Android用アプリもあって最初は順調だった。
ある日、Canon PowerShot G10で撮影したRAWを16bit png現像したものをアップロードしようとしたところ、エラーで弾かれてどうにもこうにもという事態に遭遇。
現像に使用したソフトは「RawTherapee 4.0.9.50」。
どうやら現像時のオプションで設定情報を付加しているのがダメなのかと思い、チェックを外してやり直すもののエラーは消えず。
解像度のせいかもしれないので適度に縮小してからリトライしてもダメだった。
未だに原因はわからないものの、ウチの環境でRAWから現像した画像はついっぷるには投稿できない事が確定してしまったため他のサービスを探すことに・・・
( ˘⊖˘)。o(yfrogってそういえばTweenからサムネ表示できたし割と有名だから安定してそうだよな)
というわけでyfrogを使ってみることにした。
試してみるとついっぷるのようなエラーもなくすんなり投稿できたのだけれどなぜか強制リサイズを食らってしまう。
そこでついっぷるの時に試したように先に適度な大きさに縮小して送ってみたところ、今度はリサイズされなかった。
どういう基準なのか気になり色々と検証してみた結果が以下の通り。
・10MB以下のpngは変換処理無くそのままアップロード
・10MBを超えるとサーバー側で圧縮処理される
  圧縮時、解像度が約350万ピクセル以下の場合はそのまま出力
   解像度がそれより大きい場合800x600に収まるようリサイズ
・bmpはサイズ・解像度に関わらずpngに圧縮
  圧縮時に先の条件に当てはまれば同様に縮小される

(jpgやgifを扱うことはほぼ無いので今回は検証していない)
とまぁこういう具合で、pngなら10MBに収めてやればどうやらどんな解像度でも強制リサイズの憂き目に合う事は無いらしい。
次に解像度が350万ピクセルというと3500x1000の画像ということ。
具体例を挙げると3495x1000は強制リサイズされ、3494x1000はそのままの解像度でアップロードされる。
これは縦横比を入れ替えてもほぼ同じで、1000x3496がアウトで1000x3495はセーフだった。
つまりこの辺(349万5~6千ピクセル)が圧縮の際に強制リサイズされるかどうかのボーダーだ。
そしてbmpの強制圧縮だが、これは300x300ピクセル、263KBのbmpをアップロードしてみてもpngへの変換が行われたので、サイズと無関係に圧縮されるだろうという予想だ。
(10MBボーダーに関しては10MBピッタリのpng画像を用意できなかったのでおおよその値ということで一つの目安として捉えて頂きたい)
この仕様を振り返ると、デジカメソースの画像をそのまま投稿なんて事でもやらない限り10MBを超えるpng画像なんてそうお目にかかれないので十分だ。
またWUXGAは約230万ピクセルなので壁紙のアップロード先としても不都合は無さそうといった感じ。
Androidにはyfrogアプリもあるし、iOSでもアップロード先としてyfrogに対応したTwitterクライアントもあるようなので、これならばTwitPicの後継として申し分無いだろう。